アメリカでクリスマスの準備は?

クリスマスが近づいてきましたが、毎年どんな準備をされますか?アメリカではクリスマスが一番大きな祝日ですが、今回はアメリカの家庭ではどんな準備をするのかご紹介します。

まずはChristmas tree(クリスマスツリー)です。農場やホームセンターで、モミの木など本物のツリーを買う家庭も多いです。私がアメリカ留学中にお世話になったホストファミリーの家では、お父さんが農場から2メートルぐらいの高さのツリーを買ってきて、みんなで飾り付けをしながら、一家団欒のひとときを過ごしました。このChristmas treeはお正月過ぎまで飾ります。

そして、クリスマスプレゼントの用意です。お店はクリスマスの時期が一番売り上げが伸びるといわれています。アメリカではプレゼントは、親から子、子から親、夫婦やきょうだいなど、家族でプレゼント交換をする習慣もあります。プレゼントは、クリスマスの日までツリーの下に置きます。

COOL英会話のオーナー、ブラッドリーが子供の頃は、家族からのプレゼントには「ブラッドへ お母さん・お父さんより」などと書いてあって、クリスマスの数日前からツリーの下に置いてありました。開けていいのは25日の朝だったので、それまでにプレゼントを揺すってみたり、ラッピングペーパーから透けて見えないか光にかざしたり、何が入っているのか想像を膨らませるのも楽しみの一つだったそうです。25日の朝になると、家族からのプレゼントの他にサンタさんからのプレゼントもあって、嬉しさ倍増だったとか。

12月25日までにクリスマスカードやグリーティングカードを送る習慣もあります。クリスマス前になると、色々な種類のカードがお店に並びます。カードにすでにメッセージが書いてあるものもあれば、無地で自由にメッセージを書くことができるものもあります。Merry Christmas!(メリークリスマス)とクリスマスだけをお祝いすることもありますが、新年も一緒にお祝いする意味でMerry Christmas and Happy New Year!(メリークリスマス&謹賀新年!)と書くこともあります。Christmasという宗教的な表現を避けたい場合は、Happy Holidays!(よい休暇を!)でクリスマスと新年の挨拶にもなります。最近はSNSやスマホでメッセージを送ることが多いですが、やはり郵便でカードを受け取るのは嬉しいものですね。

クリスマスツリー